Blog社員ブログ
2024.05.12
本当に必要??~賃貸の保証会社とは~
そもそも保証会社ってなんだ?
法改正(保証人に極度額の設定を設ける)や、コロナ禍で相次ぐ家賃滞納も追い風となり
いまや賃貸借契約の条件の一つに、保証会社を使うことが絶対条件の物件が大半を占めています。
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なんとなくわかるけど、、、保証会社って必要??
・お金がかかるのでつけたくない
・親が弁護士だし保証能力は充分ある
・自分は医者だし、親も医者だし金がある証明はいくらでも出せるよ
・親は国家公務員だし、一人で不十分なら保証人は何人でも立てられるよ
そう思うお客様はたくさんいます。そして私たちはその疑問に答えなければなりません。
わたしも元々は営業をしていました。新人当時は、仕組みを理解していなかったので、この質問に苦戦しました(笑)
保証会社=保証人のいない人が使うもの。と勘違いしている人は多い
私には立派な保証人がいるから、保証会社はいらないです!外してください!と言われること多いのですが、実は認識が違うんです。
✖️保証人がいるから保証してもらわなくてもいい。
○保証人の有無に関係なく保証会社と契約することが賃貸の条件。
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保証会社の仕組み(家賃立替払いと、何かあった時の代位弁済どちらもまとめて簡単に説明します)
貸主様とお客様は“部屋の貸し借り”について契約します。
一方、
保証会社とお客様は、部屋(家)の貸し借りに係る“お金について”の契約をします。
つまり、保証会社は部屋(家)を借りた人に対して“お金を請求する”役割をします。
例えば、お客様が家賃を滞納しても、また、本来支払わなければならない修繕費等の滞納をしても、保証会社が立替て貸主様に支払い、保証会社からお客様へ請求が来ます。
保証会社の説明をする際には、保証人の有無は関係なく、保証会社とお客様と貸主様の三者間で金銭についての契約をすることが部屋(家)の契約をする条件の一つになっていると言うことをしっかり伝えましょう。
保証会社を使わなくていい物件はあるの??
答えはYESで、保証会社利用を必須条件としない貸主も少数ですが一定数は存在します。
しかし、保証会社を使わなくていいという条件で絞り込みをかけて、少ない母数の中でお気に入りの部屋が見つかる確率はとても低いのが現実。
そして仮に保証会社を使わなくていいとなっても、ご自身に何が起こるか予測できない中、万が一のことがあった場合、保証人にかかる負担は計り知れません。
※保証人が負担するものは家賃滞納だけではなく、部屋に関係するその他の費用もあります(修繕、損害金等含)
ご自身の大事な人=保証人になってくれる人。
賃貸契約の初期費用でかかる保証料相場は月々かかる家賃等の半分から一ヶ月が相場。
先行投資でリスク回避すると考えるほうが時代にあっているかもしれません。