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Blog社員ブログ

2025.02.15

車で内見 vs. 電車で内見! お客様にとって嬉しいのはどっち?

車で内見が一般的?都心部の場合そうとも言い切れない!

~お客様にお伝えしたほうが良い内見のあれこれ~


部屋探しと言えば、多くの不動産会社が「車での案内」を一般的としています。

しかし、都心部でもそうなのでしょうか。。。

都心部に住むお客様のほとんどが、車を使った生活をせずに、普段から、移動は徒歩や電車、自転車がメインとなります。
そのため、お客様にとっては実生活に基づいて「電車や徒歩で内見に行くこと」が引っ越し後の暮らしをイメージしやすい内見方法になります。



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~ここだけの話し~


多くの不動産会社が車で内見をする理由は ”営業する不動産側の都合が良いことが多いから”かもしれません。

例えば、、、

物件まで実際に歩いてみると信号や踏切が多く、図面に表記されている徒歩分数よりも距離を長く感じる物件

墓地を通らないといけない物件。スーパーやドラックストアなど生活に必要な店があまり無いこと。
起伏の激しい道などを何とかバレずに案内したい。。。。。そんな思惑があるかもしれません。



だからこそ私たちはお客様ごとに応じて、「電車での内見もご提案する」必要があります。


”決めないといけない物件”がない不動産だからこそできる「リアル」をお客様に伝えることが大切です!

  

🚗 もしも車での内見する場合に注意する点

🚗車での内見の誤算

❓短時間でたくさんの物件を回れる?

❌ 車だからと言って必ずしも早いわけではない。
☔車=たくさん内見できるわけでは無い。
 (例えば池袋⇔新宿間 車だと20分かかりますが、電車なら6分で着きます)



❓スムーズに案内できてお客様も楽に内見できる?

❌ 車での案内をする場合は下記の点に留意しましょう。
☔トイレがない!
→ 出発前や、道中に寄るなどの配慮をお願いします。

☔車で酔ってしまうお客様もいる
→車での移動が長時間になると、酔いやすい人にとっては負担が大きい。

☔車内温度、特に真夏は要注意!
→空調が効いているイメージの車内も、実はちょこちょこ駐車を繰り返す内見時にはそうでもないケースも、、、
 エアコンが効くまで時間がかかるため、効いた頃には次の駐車場へ、、、を繰り返すことも。

☔渋滞に巻き込まれる可能性
→時間帯によっては渋滞が発生し、予定通りのスケジュールで回らないこともあるため
 その後の予定がある方は出来るだけ時間の読める電車でのご案内を。

☔物件に駐車場がない、物件周辺にも空いている駐車場がないことも
→ 一都三県、特に都心は、物件に駐車場がありません。
 物件近くのコインパーキングの”空”を探すのにも時間がかかることも想定しましょう。
「駐車場まで行き車を出し、駐車場から物件まで歩くなら電車の方が早い」ということも良くあります。





🚗 車内見で気づきにくいポイント

✅実際の「駅からの距離感」。
 (実際に歩かないとわからない坂道や歩道橋を渡る等)

✅周辺環境
  物件選びで一番大切なことは、住んだ後の生活に一番影響する、帰路や駅にあるお店や、家の近くにあるお店!
 (例えば住んだあと「近所のスーパーやドラックストアが仕事が終わって帰る時間にひとつもやっていない😢」なんてことも避けたいですね)

✅駅までの往路
  実際に通る道を歩いた時の「この道、夜は暗くて怖いかも…」などの体感ができない。
 (墓地や小学校、中学校の隣を通る等)


🚨引っ越し後に、日常的に車を使わないお客様には、車での内見は「実際の生活とのギャップ」を生む原因になることがあるので注意しましょう。







お客様が「本当に納得できる」お部屋探しのために

お客様は楽して内見することを第一に望んではいないはずです。

仮に内見の時だけ楽できても意味がないですし、"実際に住んだ時"のリアルを体験できないことに課題が残ります。

「この街で、どんな新生活を送ることができるのか」をリアルに体験することが総じて”内見”と言えましょう。

🚶徒歩でのチェックポイント
✅ 「駅までの道のり」を実際に歩いて確認する
✅ 「帰宅時の夜道が安全か?」をチェックする

🚃電車でのチェックポイント
✅通勤・通学時間帯の緩やかさを実際に体験する
✅駅の乗り換えがスムーズにできるか確認する

まとめ:お客様が「本当に納得できる」お部屋探しのために
🚗車での内見は、お客様によっては最適とは限らない
🚶徒歩や電車で内見することで、引っ越し後のリアルな生活を体験できる
🔍 「駅までの距離感」「周辺環境」「定期区間内の他の駅の様子」を確認するためにも、電車内見を提案しよう!

不動産営業としてのエゴではなくお客様ファーストで一緒に考えることが大切です!

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